【ブログ更新】 健康診断のCSって?
すごくブログをご無沙汰してしまいました。
ようやく秋めいてきたと思ったら、一気に寒くなって
周囲に風邪を引いている人も多いですね。
さて、先日ずっと面倒で先延ばしにしてきた健康診断に
行って来ました。
そこで、ちょっと感じたCSについて・・・。
健康診断ってとても大切だけど、健康な時はそのありがたみが
分からずに面倒って思ってしまう事も多いですよね。
また、基本的には健康な人が対象ですから、「面倒だなぁ」
「嫌だなぁ」と思っている人も多いはず。
私も雨で台風が来るという日に当たってしまい、「あー大変」と
思いながら、仕方なく出掛けた。
入口に入ると、「雨の中お疲れ様です。雨大丈夫でしたか?」と
濡れた私を気の毒そうに見て、優しい表情で声を掛けるスタッフ。
そんな対応は期待していなかったので、ちょっと予想外で戸惑った。
大雨のせいか、問診票を書くスペースに待っている人は無く、
スタッフが一人待機していた。
濡れた服を拭きながら、問診票を眺めていると、そのスタッフが
近づいてきて、「よろしければ、お書きしましょうか?」と言って、
質問をしながら代わりにチェックしてくれた。
ここまで来ると、先ほどまでの「面倒だなぁ」のネガティブ思考は消えて、
CSコンサルタント魂がムクムクと湧いてきた。
「せっかくだから、よく観察してみよう!」と思い、スタッフの胸を見ると
「マナーキャンペーン」のバッチを付けている。
「なるほど~」と思って、更にキョロキョロしながら、案内されるがまま
血圧測定へと進む。
50代半ば位の女性スタッフが、笑顔でいろいろと話しかけてくる。
「あら?血圧が高いみたいですね。少し休んでもう一度測ってみましょうね」
二度目は正常値だったらしく、「やっぱり休んでからのほうがいいですね。
正常値に戻りました。良かったですね」と言われ次の問診へ。
問診は、30代半ば位の男性医師。穏やかな表情で問診を始める。
触診をするときには「少しお腹を触りますね」と一言添えることも忘れない。
一番びっくりしたのは、終わって次の患者さんを呼んだときに、
「次の方はいらっしゃいませんでしたよ」と教えてあげると、
「恐れ入ります」と返してくれたこと。
ドクターから、「恐れ入ります」ってなかなか聞けないと思う。
次は血液検査。採血が苦手な人は多いが、私もあまり得意ではない。
こちらのスタッフもにこやかに、「雨大丈夫でしたか?お車ですか?
台風が大変ですよね」などと話しかけてきて、受け答えをしていたら
採血が終わっていた。
最後は、出口にいた男性スタッフが大きな声で、「お疲れ様でした!」と
笑顔で見送ってくれた。
健康診断のCS活動、頑張っているから、面倒からずに来年もきちんと
受診しよう!そして観察も・・・。
シニアコンサルタント 秋葉正枝